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強みと自信

  • 執筆者の写真: Yアカデミー
    Yアカデミー
  • 3月11日
  • 読了時間: 2分
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自社(自分)の強みに気が付いていないケースが多々あります。

理由は周囲が強みと思っていることを自社(自分)としては「当たり前」と思い込んでいるからです。

強みに気づくこと、そしてその強みに自信を持つことが大切になります。


例えばマラソンを例に考えます。

一般人のマラソン平均タイムは4.6時間ですが、会社員Dは平均タイムより早い4時間で走っていました。

会社員Dは平均タイムより早いことに気づいていましたが、4時間で走る人は自分以外にも大勢いることから自慢できる話ではないとそのことを進んで社内に話しませんでした。

一方、社員Eはタイム4.7時間と一般人のマラソン平均タイムより遅かったのですが、マラソン大会に出場するたびごとに「またタイムが上がった」と何度も周囲に自慢のように話していました。

そのため、当社の社員は「彼はマラソンが早い」と認識していました。

そんなある日、大得意先の社長の息子がマラソンのタイムを上げたいとの悩みを抱えておりコーチになってくれる人を探しているとの話があり、社員Eがコーチになることが決まりました。

社員Eがコーチをしても大得意先の社長の息子のタイムは上がりませんでしたが、”頑張ってくれた”ということで社長からお礼があり、社内での評価が高まりました・・・。


仮に社員Dであれば、社長の息子のタイムを上げることができたかもしれません。

そのためには、自分のタイムに自信があり普段から社内に話し、そのことが社員に知られていれば社員Dがコーチになっていた可能性もあります。

結果として、社長の息子の悩みであるタイムも伸ばすことができ、社員Dも社内評価が挙げられますので、両者ともにWinーWinの関係が築けていたかもしれません。

そのように考えると息子はタイムが上がるチャンスを逃し、社員Dは自信の無さから社内評価を高めるチャンスを逃したと言えます。

価値観は人によって異なりますので出世がすべてではありませんが、少なくとも自信がないことで「チャンス」を失ってしまいました。


このようなケースは日常でも頻繁に見受けられます。

「チャンス」があっても「実力」がない。

「実力」はあっても「チャンス」が無い。

それを結びつける要素が「自信」になります。


従って、強みに気づいた後は、自信を持つことが必要になります。

何でもよいです。

絵が得意、話すことが得意など、強みに対し自信を持って人生を歩みましょう。

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