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Cー1.リスクアセスメント(目次)

  • 執筆者の写真: Yアカデミー
    Yアカデミー
  • 3 日前
  • 読了時間: 3分
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『リスクアセスメント』について解説します


怪我や病気、会社の倒産など、急に日常生活が破綻してしまうことが時として起こり得ます。それらは自らの考えや行動で直接的に招いてしまうこともあれば、自然や社会環境の変化による間接的な影響を受けて招いてしまうこともあります。起こり得るリスクに対して事前に準備しておけば、有事の際の影響を最小限に留めることが可能になります。ここではリスクの洗い出し、抽出から評価および対策の立案を進める上で必要なプロセスについて解説します。


リスクアセスメントの3ステップ



1.すべてのリスクの洗い出し(記事2~記事7)                       

MECE、ブレインストーミング、ロジカルツリー(WHATツリー)
 
まずはリスク分析する対象(テーマ)を定め、その対象に該当すると考えられるすべてのリスクを洗い出します。

例えば、リスク分析する対象としては、「食品安全」「労働安全」「経営」などが、またリスクとしては「食品安全」であれば微生物汚染や異物混入など、「労働安全」であれば転倒や火災など、「経営」であれば人材の流出や資金ショートなどが挙げられます。

それらリスクの洗い出しにはMECEやロジカルツリーを活用します。

”考えられ得る”という視点では、ブレインストーミングで様々な意見を集約することで抜けや漏れが無くなるようになります。

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2.リスクの抽出・評価(記事8~記事13)                          

2✕2マトリクス
 
すべてのリスクが自社(自分)に該当するとは限りませんので、各リスクが自社(自分)に該当するか否か一つずつ抽出していきます(工程の洗い出し)。

まずは仕事の流れ(自分の生活)を把握し、そのうえで、仕事の流れ(自分の生活)に各リスクを照らし合わせ該当するか否かチェックしていきます(リスクの抽出)。

なお、これらプロセスでもMECEやロジカルツリー、ブレインストーミングを活用します。

リスクを抽出した後は、そのリスクの危険性をチェックしていきます(リスクの評価)。

リスク評価は、公平性や透明性を明確にするため、重篤性と発生頻度(可能性)の2軸で考えます。

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3.リスク低減策の立案(記事14~記事17)               

リスク低減の3対策
 
リスク評価の結果、リスクが高いと評価されたものから優先的に対策を講じていきます。

対策は、”リスク低減の3対策(本質的な対策=使用しない/無くす、工学的な対策=機械による制御/排除、管理的な対策=ヒトによる制御/排除)”をベースに組み立てることで安定したリスク低減が可能になります。

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各ステップの手順は別の記事にて解説します。

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